俺はホモじゃねぇ
やるわけねえだろ。

こんな屈辱を味わらされて、サポートだ?!


「俺は、サポートもしなければ、生徒会に協力する気も無い。それは、俺が生きている限り一生だ。」


こたチャン
「モッちゃん…。」


ユッキー
「すげー執念だな。…執念と言うより…恨み?!」


「…そうかもね。」



でも、大杉が選ぶのは俺でもこたチャンでも無い。
そんな気がする。


多分…チビだ。


いつも大杉の視線の先にはチビが居て、チビが行く所には大杉もいる。

それに、もし『俺』を指名するなら、決まった時点であの報告の仕方はない。俺のプライドをへし折るような事をすれば、100%敵対するとわかるだろうから…。



「でも、別に大杉に対してじゃないよ?俺を特別室に選ばなかった奴に対してだ。…飯行こう!!」



腹が空いては戦も出来ず…だ!!



「なぁユッキー。」



俺は、食堂に向かいつつ、後ろからユッキーの肩を掴み誰にも聞かれない様に耳元で話す。



ユッキー
「うわぁ!…いきなり耳元で囁くなよ。」


ユッキーはビックリして耳をてでかくした。顔が見る見るうちに赤くなり、反対側の耳まで赤くなった。

すげー反応だなぁ…そう思って笑ってしまう。



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