俺はホモじゃねぇ
ハルちゃん
「私、モッちゃんより、人当たりいいと思うんだ!!」



馬鹿だ。
やっぱり馬鹿だ。


人当たりがいい悪いだけで、あの変態の巣窟へ足を踏み入れたら終わるよ!!

って言う前に、ハルちゃんは頭が悪過ぎて、授業について行けずに退学になる!!
それが俺の汚点だなんて、願い下げだ!!



「バカも休み休み言え。」



俺は小馬鹿にして鼻で笑うと、ハルちゃんは真剣だったらしく、俺に詰め寄って来た。



ハルちゃん
「絶対上手くやるよ!!」



こいつ…本気かよ?!
どういう神経してんだ!!



「テレビの見過ぎ!!んな事できる訳ねーじゃん!!」



ハルちゃん
「やって見たいの!!」



本音が出た!!
母さんも…口をぽかんと開けてハルちゃんを見つめてた。


母さんと父さんが甘やかしまくった成果が発揮されてるよ?!
バカ発言&夢見がちなハルちゃん。

第一、風呂どうすんだ?!
男と一緒に入るの?!


つーか、
ハルちゃんが俺って事は…

俺がハルちゃん?


俺に女装させる気か?!

< 162 / 235 >

この作品をシェア

pagetop