俺はホモじゃねぇ
受付の先輩
「次の人~!」


自分の順番が回って来たので、呼んだ人の前に行って


「井上元晴です。…318号室です。」

「…。」


俺の顔を見て、手が止まる。

『え?!何?!』

そう思っていると
その人がニヤッと笑う。


「…なにか??」

受付の先輩
「今年の一年は凄いな??」

「…はい?」

受付の先輩
「あぁ、こっちの話。えっと…318ね…コレが部屋の鍵と私用鍵、コレが寮内地図、それと部屋割り表がこれ。」


そう言って、先輩は次々と渡してくる。


「あの…私用鍵ってなんですか?」

受付の先輩
「…あぁ、部屋行けば分かると思うけど、自分の寝るとこの下がクローゼットみたいになってて…その鍵だよ。

先に送ってある荷物も、そこの中に入ってるはずだよ。

一応チェックしてね。」


そう言って、 ニッコリするので


「はい。ありがとうございます。」

受付の先輩
「どういたしまして。

それと下駄箱が…318Bだ…ね。
じゃ、玄関はあそこだから。

わからない事は、各場所にいる案内人に聞いて!」


そう言って、玄関を指差すので


「分かりました。」


そう返事をして、玄関に向かった。




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