俺はホモじゃねぇ

決意


相変わらず、変態風呂の大浴場に行くと、視線がいたい。


正面を向いて、膨らむ奴3:萎える奴7




俺に…
何を期待してんだよ。



以前、1人でお風呂は危険って言われたけど、現在みんなは微妙な距離を保ちつつチラチラ見てくる。

様子を伺ってる感じ?


バサッと湯船から上がると、一斉に視線をあつめた。



「何すか?!」



寮生たち
「いや…。」



だったら見るんじゃねぇ!!
フンっと視線を移すと別の声。



寮生たち
「やっぱついてんだな…小っちゃくても。」



小っちゃくても?!
それは俺の…ムスコの事か?!


視線を下げると
ちょこんと垂れ下がる俺のムスコ。

申し訳なさそうにくっ付いてる…。



悔しくて
唇を噛み締めながら振り向いた。

恥ずかしさも相まって、顔が熱くなる。




寮生たち
「…モッちゃん…。」
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