俺はホモじゃねぇ

分かってて、何で部屋で犯ってるんだよ!!

怒りに似た何とも言えない感情が浮かんできた。
友達と、合い入れない存在

別に、ユッキーが俺にその感情を向けてきたわけじゃないけど…同性として受け入れられなくて。



「ユッキーが風間の部屋行くか、俺が行くか。」



ユッキー
「マジで…言ってんの?!」



風間
「モッちゃん!!」



「俺さ、まだ受け入れられない。だから、少し距離をおきたいんだ。」



風間
「もう絶対にしないから、モッちゃん来て!!」



ぎゅーっと手を風間に握られてビックリして手を振り払った!!

何だよ!!

俺は風間を見ると、振り払われた手をそのままに固まる風間の目は、まんまるに見開いていた。



ユッキー
「何だよ…同室OKしたそばから。」



ユッキーは俺たちの顔を交互に見ながら苦笑した。



同室OK?!



断じてしてない!!
ハナから風間の事なんて考えてない。

もう、仲良くなろうとすら思ってない。

…って、元々ライバルとしか思ってないから、仲良くなんて気は更々無い!!



「OKなんてしてねぇし!!」
< 224 / 235 >

この作品をシェア

pagetop