俺はホモじゃねぇ
分かってて、何で部屋で犯ってるんだよ!!
怒りに似た何とも言えない感情が浮かんできた。
友達と、合い入れない存在
別に、ユッキーが俺にその感情を向けてきたわけじゃないけど…同性として受け入れられなくて。
「ユッキーが風間の部屋行くか、俺が行くか。」
ユッキー
「マジで…言ってんの?!」
風間
「モッちゃん!!」
「俺さ、まだ受け入れられない。だから、少し距離をおきたいんだ。」
風間
「もう絶対にしないから、モッちゃん来て!!」
ぎゅーっと手を風間に握られてビックリして手を振り払った!!
何だよ!!
俺は風間を見ると、振り払われた手をそのままに固まる風間の目は、まんまるに見開いていた。
ユッキー
「何だよ…同室OKしたそばから。」
ユッキーは俺たちの顔を交互に見ながら苦笑した。
同室OK?!
断じてしてない!!
ハナから風間の事なんて考えてない。
もう、仲良くなろうとすら思ってない。
…って、元々ライバルとしか思ってないから、仲良くなんて気は更々無い!!
「OKなんてしてねぇし!!」