この恋ウソから始まりました


“よろしく”か…。


あの時の、余裕の笑顔が頭から離れない。



どうして、今さら出てくるの?


出てくるんなら、もう少し早く出て来てよ。


大翔を好きになる前に、出て来てよ~。



結局、あたしは学校を休んで、気が付いたら大翔の家の前にいた。


もうすぐ、帰って来るかな?


そんな事を考えていると、


「萌!?」


タイミング良く、大翔が帰って来た。




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