この恋ウソから始まりました


「これで、ダメなら、縁がないって事よね」



それなら、キッパリと諦めよう。


そう思いながら、公園に入ろうとして、足が止まる。


「い、いる…」


まさか、夢じゃないよね?



公園のベンチに、大翔と紗耶香ちゃんが、座っているのが見えた。



神様は、あたしに告白しろって、言ってるんだ…。




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