この恋ウソから始まりました


まさか、大翔の告白だなんて~!!


どうする事も出来ないまま、あたしは木に寄り掛かる。


「あたし、信じられない」


そうよね。


まさか、大翔も好きだったなんて、思わないよね。


「ごめんな、紗耶香。それが、オレの気持ちだから」


ああ~、このまま甘いシーンを、目撃する事になるの?


戻らなきゃ。


そう思うのに、足が動かない。




< 175 / 248 >

この作品をシェア

pagetop