愛してる?...たぶん。
「センセ」



「ん?」



「学校ってほんと、思い出がいっぱいだね。まるで宝箱みたい」



「宝箱、か…」



「うん」



「キラキラしたもの、ギザギザしたもの、ツルツルしたもの、チクチクしたもの、たくさんのものが詰まってるの」



「そっ、か」



「ん」



ほんと、そうかもしれない。思い出はなにものにも変えられない宝物とはよくいうが、学生時代の思い出は、なぜか強く印象に残っている。



そしてここは彼女が学生時代を過ごした場所。



宝箱に例えるのも分かる気がする。

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