君との時間は・・・
俺・・・なんであの子のことばっかり考えてまうんやろ・・・。


今日初めて逢ったんやで?それに、特に何か話したわけちゃうのに


・・・名前も・・・聞かれへんかったんやし・・・。


中学校名も「遠いところ」しかわからへんかったし・・・。


俺・・・あの高校合格してたらあの子と同じクラスなんやろか・・・。


まさかな。そんな偶然なんかないわな。合格せぇへんかもしれんし。


・・・あかん!縁起でもないこと言うたらあかん!


自分を信じな!俺!今日なんや、よぉ頑張ってたやん!


絶対大丈夫や!受かってる!・・・あの子は、どぉやろ。


もし、お互い受かってて同じクラスになれたら・・・えぇな。


今度こそ、名前聞ぃたろ!


この時の俺は、自分の正直な気持ちに気づいてへんかった。


いや・・・もしかしたら気づいてたんかもしれへんけど・・・


違うと思ってたんかもしれへん。だってな・・・


これが俺の・・・人生初の・・・“恋”やったんやから・・・。
< 6 / 153 >

この作品をシェア

pagetop