桜花~君が為に~
「だぁぁぁもうっ
俺ら、友達だろ!?ここにいろよ悠輝っ!!!!」

照れて顔を真っ赤にした藤堂が
大声でそういう。

「あり、がと・・・ございまっ・・・」


最後のほうはもう涙で言葉にならなかった。
泣き崩れた悠輝の頭を皆が優しく撫でる

自分は長州の人間なのに
新撰組の敵なのに
皆は優しく自分を受け止めてくれた

ようやく
本当の意味で彼らの仲間になれた
そんな気がした。


自分は、もう長州には戻らない
この人たちと・・・沖田と
共に、生きていく。
何があろうと、裏切らない

そう、誓いを立てた。
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