花×花



でも今はそんなことどうでもいい。

今は、アイツのことだけが気になる。
気になってしょうがない。


あれは、反則だろ。


いや、別に俺はアイツが好きな訳じゃないけど。


多分。




てか…なんであんなタイミングなんだよ。

俺は口元を手で覆う。
そらした目線の先にまた1つ、


そいつらは少し大きめな傘に収まっている。





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