marry X'mas
もー、私最悪。
勘違いで怒って、泣いて、
慧斗に“ばか”って……、
……………。
私はサーッと血の気がひいていくのを感じた。
ハッとした顔で慧斗を見ると、
目が合った慧斗はニヤッと笑った。
私は後退りをする。
一方で慧斗は私とどんどん距離をつめる。
「さあて、俺をばか呼ばわりしたのは誰かな?」
「う……。」
「………久しぶりだな、この状況。」
慧斗は心底楽しそうにクスッと笑うが、私はそれどころじゃない。