姫と王子の日常
『かわいーねっ!
まいちゃん!』
まいちゃんが行っちゃってから
あたしがにこやかにそう話すも…
『………………。』
………あら?
あきらさん、なーんか
……ご機嫌ナナメ?
『あきらっ?』
『……』
『あきらー?』
『……』
『あきらくんー?』
『……』
『あき…『さき』』
………っえ?
……さきって言った?
あきらは
むすっとした顔で
あたしの手首を持つと
自分の部屋へ
あたしを引っ張ってった。