Shooting star...◇+.゚
Nignt sky


帰り道。
真っ暗な夜道を照らす.
無数の眩い星たち。

夜空を見上げると.
日生のあの言葉が浮かんだ。



「「俺.星が好きなんだぁ。」」



日生の瞳は輝いていた。
星が好きな男の子なんて.
そうそういないだろう。

真っ黒な長髪。
笑うと細くなる目。
笑うときに必ず見せる白い歯。
通りすがるだけで香る香水。
いつもポケットの中にある指。
考え事をするときに膨らます頬。

思い出すだけで.
胸が熱くなる。

きっと.
これが恋愛なんだろう。

初めて味わう恋心。


いつも人の輪に入り込めない私。
友達と言える友達の居ない私。

こんな私でも.
こんな気持ちになることがあるんだ。







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