恋ってよんでもいいですか?
恋ってよんでもいいですか?
明け方近くまで私は隼人くんの胸の中にいた。


涙を流しながら眠った。


夢を見た。


夢の中で…私達は明日出発するはずだった北海道にいた。


2人で旅をした。


それはそれは幸せいっぱいの夢だった。


そんな幸せな気持ちで目を覚まし


―――そのまま隼人くんの胸を離れた。


眠っている隼人くんの目から流れた一筋の涙が


朝陽にキラリと光った。


私はもう十分だよ、隼人くん


ありがとう。










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