恋ってよんでもいいですか?
帰り道、


春樹くんとさくらさんと話した数時間を思い返す。


私の中の


不安も心配も罪悪感も


多分、空っぽになったわけじゃない。


でも空っぽにはならなくていい、って思った。


それが私の高校時代の思い出なんだと思うから。


隼人くんも春樹くんもさくらさんも


それぞれがそれぞれの


甘酸っぱい想いを持ち続けるんだと思う。



私も隼人くんも


春樹くんもさくらさんも


色々あって


色んな想いがあって


今がある。


幸せな今があるんだ。

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