そらもも


あたしはゆっくり目を閉じる。

‥‥気付いたら意識を手放していた。



「−−‥‥あの、」

「‥‥‥、‥ん‥‥?」


誰かの声で目が覚めた。
目を開けると全く知らない男子がドアップで映っていた。


「チャイム、もうすぐ鳴りますよ」

「‥‥‥っぇえっ!?」


我に返り、飛び起きた。
全く知らない男子はクスクスと笑っている。


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