地味子の秘密‥?


着いた先は、
うん。みなさんお分かりの、

‥屋上。


屋上に着くと、
頼歩はあたしの方を向き
向かい合う形になった。


「‥なんかあんなら言え」

「えっ‥と、」

「大丈夫。
俺は大丈夫だから、言え」


頼歩は、
あたしを抱きしめながら言った。


「やっぱ、頼歩には敵わないね」

「‥あたりまえ!」


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