その妖、危険につき
「きゃあ! 何すんの」

「早くここから離れたいんだろ。黙ってろ」

スカートじゃなくて良かった。スカートなんて穿いていたら、パンツが丸見えになるところだ。


「歩くから、おろして」

「心配しなくても人通りのあるところ出たらおろしてやるよ」

廉はすたすたと歩いていく。私のことなんて、完全に荷物扱いだ。
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