教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜

＜生徒Side＞

「おはようございます」

「おはよ」

「おはようございます」

「おはよ」

軽快にヒールの音を鳴らし、軽やかに歩いてくる先生。

「なんかさ佐々木先生最近また綺麗になったよね」

「うん、彼氏と上手くいってるんじゃない」

「女の人って男性とそういうことすることで何かが多く分泌されて綺麗になるんでしょ」

「女性ホルモンだよ、確かそんな話聞いたことある」

「あんた達よく知ってるじゃん」

「「椎名先生」」

「羨ましい…私も彼氏ほしい」

「「大島先生も…」」

「本当、綺麗になっちゃってさ」

「何見てるんですか」

「「中村先生」」

「何かね、佐々木先生彼氏の昔の女が現れても一回振ったんだって。それで先週復縁したんだって〜」

「中村先生はもちろん彼女と上手くいってるんですよね〜」

「こないだ見ましたよ、可愛い〜年下の女の子と腕組んで歩いてるの」

「だから、あれは妹です」

「えっ、先生妹と腕組んで歩いてるの！」

「いつも俺に何かねだる時に腕組んできていつも兄ちゃんなのがにぃ〜になるんだ」

「私もお兄ちゃんにそれするかも」

「だろ？俺はその被害者あれは決して彼女ではない」

「そうですね、彼女はとってもお綺麗ですもんね」

「悪いけど否定はしないです」

「本当腹立つ奴」

「行こっか」

「うん、遅刻しちゃう」

ー私達の学校の先生はとってもいい先生ばっか。
その中でもうちの学年の先生は最高♪

佐々木先生の彼氏はきっと中村先生だろう。
中村先生の彼女もきっと佐々木先生。

私達の目は誤魔化せないんだから！

先生達の口からいつか聞けることを楽しみにしてるよ？

だから、先生達仲良くね？


〜生徒Side End〜