教師×教師 〜大人のようで子供な二人〜



「若いだってよ、若い‼︎きゃ〜今日気合れてきてよかった♪」


役所の叔父さんに褒められて喜ぶ杏利…


「単純だな〜」

「ん?」

「いや、何でもない」

「そう、じゃあケーキ買いに行こう!」

「はいよ」


俺の手を引いてグイグイ進む姿。

まぁ、日頃の学校での''佐々木先生''からは想像できないな。


「歩くの遅いよ〜」

「はいはーい」


見事にさっきと立場逆転…

ひいっ…


「いらっしゃいませ…杏利さん、お兄ちゃん‼︎」

「よかった〜間に合って」

「ちゃんととってありますよ〜少々お待ちください」

「なにやってんだあいつ」

「なにってバイトよ」

「へ〜」

「お待たせしました」

「ありがとう」

「先輩、義姉と兄です」

「もー桜ちゃんてば、まだ違うわよ」

まんざらでもないくせに…

語尾に♪がついてるぞ…

「だってもう杏利さんは私のお姉ちゃんだも〜ん、ね〜お兄ちゃんっ♪」

「あぁ…」


「はじめて、いつもお世話になってます」

「こちらこそ妹がお世話になってます」

「桜ちゃん、今日はもう上がっていいよ。これで完売だし、危ないからお兄さん達と帰ったら?」

「はいっ、お疲れ様でした」

「はっ?」

「もちろん、送ってくれるよね?」

「いいよ、一緒に帰ろう」

「やったー!」

「おい杏利」

「車取って来たら?桜ちゃんが支度してる間に」

「はぁーわかったよ」

「やった〜♪」




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