冷たい君の裏側に
「柊大好き」

「だったらそれ、直してくれば?」


あたしの寝癖を指差した。

「えっ…あ゛」


髪ボサボサ。
最悪…恥ずかしい。

しかも笑われたし 。


真面目に言ったのに。

好きな人を守りたい

好きな人を支えたい

あたしはそんなに強くないから、出来ないかもしれない。

だけどね


柊が辛いときは側にいるよ。

柊が一人になりたいときは、遠くから応援するよ。

だからずっと

笑っていて。




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