冷たい君の裏側に



「別れてって言ったの柊じゃん」



「避けたのお前じゃん」




「あれは…柊のせいだもん!」






走った。
その場から立ち去りたかった。



いなくなっちゃえばいい。
こんなあたし。




だって柊のせいじゃない。


勇気がなくて、ちゃんと聞けなかったあたしが悪いんだ。




< 278 / 328 >

この作品をシェア

pagetop