冷たい君の裏側に


「はぁ…」



珍しく数学の授業をサボり、屋上で空を見上げた。


俺の気分は最悪。

天気でいうなら、土砂降りの大雨だっていうのに。


見つめる空は、これ以上ないほどの快晴。

雲一つない青空に輝く太陽を睨み付けた。




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