花とキミ*春・夏
*花菜side
「はぁ‥」
泣き疲れた。
結局、帰って来てからずっと
閉じこもってるし‥
お水でも‥飲もうかな‥
ドアノブに手をかけたとき、
誰かが部屋をノックした。
「‥はぃ?」
声がかれてる感じがした。
「花菜‥私、璃菜だけど‥
入れてくれない?」
「‥璃菜?1人?」
「うん‥そうだよ。」
1人なら、入れない理由は無い。
ガチャっとドアを開けた。
「花菜‥カバン持ってきた。」
あ‥置いて来ちゃったんだっけ‥
「ありがと‥」
私のベッドの近くにカバンを置くと
クルリと振り向いた。