花とキミ*春・夏
「ほら‥ここ、見てみて?」
璃菜の指を差したところを見てみる
《桜井 花菜さんへ》
「うわぁ‥初めて、手紙もらった。」
「えー本当に?」
「あ‥おはよう。」
雷哉くんと空哉くん。
「花菜?
中学校の時は‥私が回収してたの。」
「そうだったんだ‥」
全然気づかなかったよー
「花菜‥ちゃんと飯食ったか?」
「うん‥ちゃんと食べたよ。」
空哉くんは、少し屈んで
私の顔を覗きこんできた。
「ん‥顔色よくなった。
良かった、良かった。」
昨日みたいに、ポンポンと
頭を撫でてくれた。