花とキミ*春・夏
家のデカさじゃなくて、
バラに感動するなんて‥花菜らしいな。
「そうか?
母さんに言ったら、喜ぶな。」
「え?!空美さんが手入れしてるの?」
「多分‥な。」
‥――ガチャ
「お邪魔します‥」
母さん居ないし。
「母さーん、花菜連れてきたけどー。」
バタンと扉を開ける音がして、
母さんが走ってきた。
「キャー!!花菜ちゃん、可愛いー」
とか何とか言って、抱きついた。
暑苦しいんだけど‥‥
花菜苦しそう。
「母さん‥花菜苦しそうだけど。」
「あーごめんね!!」
「いえいえ‥大丈夫です。」