日常的幸福論~もうひとつの話~





芝居が終わり幕が閉じた。




周りの生徒は義務的に拍手を送っている。




「あんまり面白くなかったね……飛鳥?何、泣いてるの?」




隣にいた彼女の言葉で自分が泣いていることに気付いた。




この気持ちを言葉にするなら“感動”という言葉しか出てこない。




「悪いっ、俺先に出るわ」





彼女を残しその場を後にした。





向かった先は職員室。
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