【完】キミがいた夏〜Four years later〜




そして三池くんは強い瞳で私を見据えた



「あんたや…悔しいけどあいつなら…
彼女を止められるかもしれない…
いや、止めてやってくれ」




私に何が出来るだろう?




「俺では彼女の心を溶かせない…」




親友として



私が美鈴にしてあげられること




私は静かに自分の掌を眺めていた





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