【完】キミがいた夏〜Four years later〜



美鈴は私の言葉を聞いた途端に小さな悲鳴を上げて、その白い顔を更に白くして体が震え出した



「や…だ…」



口に手を当てて何かをブツブツ言っている



無理もない



私も信じたくない



詳しい内容を聞かないまま電話を切ったせいで



不安がドンドン煽られる




渚───



無事でいて




予想以上に近かった会場は、急いだこともあって渋滞を抜けて5分で着くことが出来た



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