ひとりぐらし、はじめました。
家が決まらない!

決して家出ではありません

2011年10月。

突然思い立ったように言い出しました。

「独り暮らしする!来月から!」

周りはぽかーん、でも自分には自分なりの意思があるんだ!と、伝えました。

そう、我が家はとてもおかしな家族。仲が悪いとかそういうのをとっくの昔に通り越して、家庭崩壊気味。

そんな家から逃げだすべく、今まで何度も引っ越しを考えてはいた。
考えてはいたのだが…親が阻止しに入る。で、計画倒れ。そんな繰り返しだった。

だから今度こそ阻止されないように、生きるために、引っ越しを!と思い立ったわけだ。


さて、バイトでお金は溜め込んだ!いざ、家をさっさと探して引っ越そう!向かうはアパートマンション仲介業者!

ここで、大変な困難が待ち受けていた。


「申し訳ありません、そちらの物件はもう入居が決まっておりまして…」
が、3件か4件続き

「こちらの物件でしたらご紹介できますが、実は交通手段が無く…」
ぎゃあ!私、車の免許無いので無理無理!

「こちらにされますか?では一度お家のほうの見学を…」
それが5件ほど


やっと決めた、このお家!!
「左様でございますか!では書類にこれとこれの記入と…あと、ご家族の保証人の印鑑を。」


なっ…保証人の印鑑だって!?うちの親が押してくれるわけないじゃないか!!

実は今回の独り暮らし、半年後ほどでルームシェアして友人との二人暮らしとなるため、友人の家族の保証印をお願いすることとなった。


10月半ばから動きはじめ、ここまでが一週間。

なんとここからが、大変だったのだ。
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