私のスーパーマン
日曜日。
私はいつもよりも少しはやめに起床した。
ちょっと気合いをいれ化粧をしてみた。
あ…、そういえば私、早紀に祐樹さんとお友達になったこと言ってないかも。
よし、これは驚かすしかない!
はやく約束の時間にならないかな。
ピンポーン~♪
予定の5分前、早紀が到着したようだ。
私は玄関のドアを開けた。
「いらっしゃい!」
「今日は試合一緒に楽しもうね!
今日は遥と橋本さんにとことんがんばってもらわなきゃね~」
ふふっ、なんて上機嫌に笑っている早紀はなんとも可愛がった。
なぜそんなに上機嫌か聞くと、昨日遥くんに応援メールした時に早紀が来るならいつも以上がんばるって言ったんだって。
この2人なんで付き合ってないんだろう…。
と、私は真剣に考えたのだった。
そんなことで、私達は試合会場の体育館へ向かった。