あくまで天使です。
「なんでここにいるのよ!」
女子の黄色い悲鳴をバックに、私は早口でまくしたてた。
「今日は姉貴の学校で行事が行われると聞いて。いてもたってもいられず飛んできちゃいやした!」
これはガク。
私は髪の毛に両手を突っ込んで、何か言い返そうと言葉を探したが、今のこの無念であふれかえる感情を現わしてくれる適切な言葉が見つからなかったので
「………両親かお前らは!」
何に突っ込んでいるか自分ですら分からない叫び声を上げた。