あくまで天使です。


時間軸をチョイいじくって昼休み。


私は月緋の机に弁当箱を置き、ジュースを買いに自販機へ向かっていた。


「私の分も買ってきなさい。もちろんあなたのお金で」


と命令されたのもあるが、一人になる時間がほしかった。


一人というか、べリアルとちょっとだけでいいから話したかった。


理科の種明かしやら、私の授業態度やらの感想。


つーか学校にあいつがいるなんてめったにないことだからあわよくば昼飯でも一緒にーって。


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