あくまで天使です。


な~んてなっ。と自作したポエムを投げ捨てたい気持ちになった。


国語の時間で、自分で詩を書いてみよう!なんてくそ授業があった時にかいたものだ。


学校で捨ててもよかったのだが、月緋に漁られて次の日掲示板に張りつけられたらいやなので家で捨てることにしたのだ。


本気でやりかねないあいつのせいで苦労を虐げられる。


帰宅途中、近所のおばさんが「あらあら」と私に話しかけてきたので、足を止める。


「ナギサちゃん。最近お友達でも泊まりに来てるの?ずいぶんと………楽しそうだけれど」


騒がしい、という本音を飲み込み、見た目だけはきれいにつくろってくる。


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