あくまで天使です。


腹ごしらえ(ほぼべリアルが食べ、払った)も終わり、べリアル大好きのゲーセンへ直行。


シューとほぼ無音で自動ドアが開いた。


込み上げる熱気とつんざくゲーム音。


一回目に比べたらまだましだが、やはり体は慣れてくれない。


べリアルはドライブゲームに行ってしまい、クレーンゲームの品ぞろいを見ていた。


可愛いものがいっぱいある。こういうのが乙女心と財布のお金が奪っていくんだな。


私はつかまらんぞ!と思っていたのに、しっかりキャッチされた。


真っ白なウサギの首元には黒いリボンを施してある。それに視線が固定される。


もっ………もふもふしてぇぇ!


< 585 / 625 >

この作品をシェア

pagetop