最強で最高な恋の物語。略して「最恋」〜サイコイ〜


「じゃ、先生、失礼しますっ!!」

「失礼しまーす。」

「あ、はーい。海瀬君、美架ちゃんをちゃんと守ってね?」

「はい(笑)」


先生、なんて事を・・・(笑)
別に海瀬君と付き合ってないし・・
いや、あたしがこう
危なっかしいのは分かるけども!!
分かるけども
「守ってね?」って
あきらかにこうもうなんか
付き合ってますよ的な
言い方じゃん!

あ。でも先生は
あたしが海瀬君を好きだという事を
何故か見抜いている・・
なんでこー分かりやすいのかなぁ、
あたし・・・


そう頭の中でぐるぐる考えながら
ぼやっと歩いてると


「行きますよー」

と先を歩く海瀬君。

「あ、は、はいっ・・!」

いけないいけない
、ぼーっとしてちゃ置いてかれるっ・・!!
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