漫画家の恋。
「うむ。そっか。お姉さまと真の姉妹になるってことは冴木っちとも兄妹になるのかぁ」


かぁちゃんは今気づいたみたいに一人なっとくして…


「ん?兄妹?」


それから、ちょっと考えてる顔になって…


「兄弟かぁ。ってことは私たちは同い年だから…こういう場合どうなるんだろ?双子…ではないしなぁ?」


「あのー…かぁちゃん?」


・・・。


返事なし。


あぁあ。かぁちゃん、自分の世界に入っちゃった。


かぁちゃん、俺が話しかけても返事なくて、自分の世界に入っちゃってる時があるんだよなぁ…


そしたら、急に思いついたぞ!!ってかおになって、


「そうだ!誕生日だ!!誕生日が早いほうが上だ!!!」


小さくガッツポーズ。


「ってことで冴木っち、誕生日いつ?」
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