お姫様だっこ





「んっっ!!…研!……そろそろ夜ご飯にしよっか!?」





あたしは唇を離して研に言った。





心臓が凄い音してる。










危なかった…






嫌じゃないんだけど……




まだ準備ができなかったんだ。




緊張しすぎて拒んでしまった。





「あ…ごめん、研。その…――」






でも研は優しく微笑んで





「そうだな!!腹へってきたなぁ。何作ってくれるの?」




そう言ってくれた。




研…優しいな。




待っててね



夜、ちゃんと答えるから。




美優は今日の夜






研のものになるよ。
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