お姫様だっこ
「えっ…変!?」
菜帆が大声を出した。
あたしも焦った。
「どうしてシーンってなるの!?」
するとタマちゃんが沈黙を破った。
「お前ら双子!?」
その瞬間、教室中がザワザワと騒ぎ出す。
「まじ可愛い!!!」
智也が言った。
あたしと菜帆は顔を真っ赤にして入口に立ち尽くしていた。
どうやら
かなり評判いいみたい…。
「恥ずかしいんだけど…」
「菜帆も…」
動けないでいるとタマちゃんが近付いてきた。
「お前らホント可愛いなぁ。こりゃぁウチのクラスは大繁盛だぞ!!女子みんな可愛いからなぁ!」
そう言いながらあたしと菜帆の背中を押して席に着けって合図した。