お姫様だっこ



ガラッ!!!




ドアが開く音がして振り向いたら……






「やっほぉ♪」






「美優…ヤバいよ」



菜帆が震えながらあたしの手を握った。



「大丈夫よ菜帆。大丈夫…」


自分にも言い聞かせるように言った。



ドアを開けて入ってきたのはあの3人。



昼休みに来たメンバーと同じ。



「お待たせぇ。2人で寂しいでしょー?あたし達が遊んであげよっかぁ?」



クスクスって笑いながら近付いてきた。
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