‡月夜に一度だけ‡
「おいで・・・シルク。君を連れ出してあげるよ。」
『私・・・・身体が弱いの。』「知ってるよ。」
『平気かしら?』
「大丈夫。俺がいるから・・・・」
シルクの綺麗なペリドット色の瞳が大きく見開かれる。
『貴方って・・・・クスッ変な人ね。』
人ではないが・・・・・・・
「行こうシルク。夜の世界ヘ」
俺は、まぁ・・・・一般的に言う、お姫様抱っこというのをしてシルクを連れて行った・・・・・・・
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