俺はその時、どう行動するか。
「ちょ、ちょっとそこの貴方、こ…この私が貴方と付き合ってさしあげても良くてよ?」





場所はちょうど体育館裏に差し掛かり、端から見れば集団でいじめを受けているような光景。


そんな集団の中心にぽかんと口をあんぐりあけて立ってる俺は相良悠人(さがら ゆうと)。


当時そこそこはモテていた俺ではあるけれども。


まさかこんな漫画みたいなタイミングと台詞で告白されたのは初めてだった。


取り巻きのボスであり告白をしてきた西条寺澪は


その態度とは裏腹に声が笑えるほど震えて裏返っていた。



その姿に

新種の生物を発見した感じと同時に、なんかちょっと可愛いかも、とも不覚にも思った。



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