先生と教官室2〜新しい道〜
「やっといつもの伊緒に戻ったなー。」
さすが私のエスパーだぁ!!
気持ちがちゃんと伝わってるや。
「ごめんね、先生。沢山迷惑かけちゃって…色々ありがとうございました。」
申し訳なさから頭を少しだけだけど、ゆっくり下げた。
すると、そう言って頭を下げた私の頭に、先生はズシッと自分の顔をのせた。
あごがささって痛いけど、何かキュンキュンしてしまう。
「謝る必要ないだろ?また何かあったら話せよ?」
「…はい」
顔が床に近いせいか、太ももにかかったからなのか、甘いココアの匂いが鼻をかすめた。