一番星の愛情物語

栢宮いろは~嗣実の自宅、初体験~

嗣実さまがいろはさまをご自宅に招待をされた日。


いろはさまは、おばあさまにお土産と心得をみっちりと教えられて、嗣実さまのお出迎えを待ちました。


「どんな家なのかな……」


曇空。いろはさまは、近くのカフェに入り、嗣実さまの到着を待った。


ゆっくり注文した柚子ジンジャーティーを飲んでいると、いろはさまの前に、大学生風の男達が立った。


「ねえねえ、君、可愛いね。どこか行こうよ」


「わたし、婚約者がいますから」


すると、男達が爆笑し始めた。


「まだ若いのに婚約者?ありえねぇ~」


馬鹿にしたように、ケタケタと笑う男達。


「いろはさん、お待たせしました」


よく知る声が、いろはさまに聞こえて、いろはさまは荷物を持ちました。
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