祝福された堕天使達
暗闇の中に響く声。

狂い始めたあいつの言葉。

駆け出して小さくなるあいつの背中。

追いかける事が出来ない、餓鬼だった俺。

あいつの気持ちを俺自身よくわかっていた筈なのに、俺は追いかけられなかった。


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