祝福された堕天使達
学校、駅、寂れた商店街…一度家に戻ったりと色々と走り回ったが、麻里を見つける事が出来なかった。

足は痺れ、体は冷えきっていた。

パジャマ姿で探し周り、完全にずぶ濡れになっていた。

体が震え始め、くしゃみも出始めた。

走り始めて30分が過ぎた頃、海に出た時になって俺はようやく麻里を見つけた。

麻里がいたのは俺がプロポーズした場所だった。

「麻里!」

俺がそう呼び掛けた時、麻里は振り向き驚いていた。

「まー君!?どうしてここに…」

「探したんだぞ、いきなり居なくなったから…」

「…ごめんね。」

麻里はそう一言言って、俺に近づいて胸元を擦った。

「びしょ濡れじゃない!?風邪引いちゃうよ。」

そう言って麻里は着ていたジャンパーを脱ぎ俺に履かせようとした。

しかし、麻里がジャンパーを脱ぎかけた時、俺は麻里に抱き付いた。

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