愛しい人へ
たったそれだけなのに。
あの日の事が頭から離れない。
全てが狂い始めたあの日。
「・・・春川!!」
考え事をしていた私はそれでハッとする。
「愛ー!さっきから担任呼んでるよぉ。」
やば。聞こえてなかった。
「はいはい。何ですか?」
担任の剣幕な表情は変わらず、私は何かしたかな。っと振り替える。
「・・・職員室来い!」
ーえ?なんで?
「何かやりましたっけ?」
相変わらずグイグイ引っ張る担任。
ちょっと力が強すぎて首がキュっとしまる。