彼女を溺愛する俺



「じゃあ、その方と話てどうするか決めてまたきてくださぃ。できるだけ早めに、でないともし、赤ちゃんをおろすなら大きくなった赤ちゃんはおろせませんので。」



おろ…す……?


なんか…悲しい響…き……


「はぃ…ありがとうございました…失礼します…」

私は、最後の最後まで俯いたまま先生の顔を見ず挨拶をした



私はそれからどうやって帰ってきたかおぼえてなぃ



マンションのオートロックをあけ自分の部屋にはいった


――ガチャ


「ただいまぁ…」


――しー……―…ん


ただいまぁといっても返ってこない返事



そりゃそうか…


親は、事故にあい私が中二のときになくなった。



それからはおばあちゃんと二人だけど、


そのおばあちゃんも半年前なくなった。

べつに寂しくなんかない

今は高校一年で一人暮らし。


学費は親が残してくれたお金があるから生活などに、支障はない



だけど、



こういうとき一人じゃ寂しいょ…


「うぅ…ぅ…グスっ…お…母さんお父…さ…んおばあ…ちゃん……ねぇ!お母ぁ…さん妊娠なんて…どうしたらい…いのよぉ…?ぅ…うー……―」


ベッドでたくさん泣いた
そして意識はそこで途切れた。


< 2 / 208 >

この作品をシェア

pagetop